auのパケット定額を解約しガラケーに戻した。
おかげさまでMVNOによるモバイルネットライフを満喫している。
BIGLOBE 3G・LTEを使い始めて4ヶ月が経過した。その間楽天ブロードバンドLTEやOCNモバイルONEにも手を出した。が、現在使用しているはBIGLOBEとOCNだ。
私はパートナーとともにBIGLOBE 3G・LTEを使用しているが、3月からパートナーのプランをライトSSプラン(上下最大256kbps)からエントリープランに変更した。
今記事は奥様、彼女、親や子供にMVNOを契約しようと考えている人の役に立てばと思う。
なお、パートナーはSMSオプション付のSIMを使用している。
またセルスタンバイが起こるとされているNE-202を使用しているかたも一読いただければと思っている。
BIGLOBE 3G・LTE エントリープラン
- 月額900円(税別、平成26年4月~)
- 上下最大150Mbpsの高速データ通信(1GiBまで使用可能)
- データ使用量1GiB超過後は上下最大128kbps 200kbps
- Wi2等のWi-Fiスポットが利用可能
前回の記事でも述べたが、パートナーのデータ使用量は毎月1GiB未満であったため無制限に最大256kbpsのライトSSプランからエントリープランに変更した。
なお、利用端末はNE-202(ヤフオクで購入)である。
データ通信量について
普段の使用法は主に
- comm、LINE、Facebook等のSNS
- Viber、Skype等の通話アプリ
- 鉄道、バスの時刻表検索
- ウェブサイトの閲覧
である。
また、自宅はWi-Fiの利用も可能だが、面倒で設定をしていないらしく自宅に帰宅後Viber、Skype等を利用する際もLTE通信にて行っていたようである。
平成26年2月1日~2月28日の使用量(ライトSSプラン) |
この通りの600MB/月という使用状況であった。12月、1月も同程度であった。
そのため、平成26年3月1日より、エントリープランに変更。
平成26年3月1日~3月11日の使用量(エントリープラン) |
平成26年3月1日~3月16日の使用量(エントリープラン) |
なんと5日間で使用量が倍増している。
LINE、Viber、Skype、Google Map、サイト閲覧等に利用したそうだが、動画の視聴は使用していないらしい。
平成26年3月1日~3月19日の使用量(エントリープラン) |
3日間の使用量は60MB。
LINEとViberしか使わないとせいぜいこれくらいらしい。
ここからしばらくデータを取るのをサボってしまった。
通常の3日間使用量は60MB/3日程度なので安心しきっていた。
しかし、青梅の梅園を観に行ったり買い物をしたりで数日間外出をしたところ、
思いがけず通信量が嵩んでいた。
平成26年3月1日~3月27日の使用量(エントリープラン) |
なんと高速通信可能なデータ使用量である月間1GiBを超過してしまった。
LINEのスタンプを使いまくったところで超える量ではない。
データ使用量の詳細はわからないが旅先で下記のような利用をしたのが原因だと思われる。
- Facebook、LINEで写真のアップロードを大量に行った
- Google Mapを常用した
- お店や観光名所を調べたりするためにウェブブラウザを多用した
ブラウザはOpera miniなので、通信量は抑えられていると思うのだが…
いづれにせよ高速通信可能な1GiBは使い切ってしまった。
しかしパートナー曰く、もともと外出先ではLINEとViber以外はほとんど使用しないので問題ないということだった。
また、エントリープランを使用する以前にはBIGLOBE 3G・LTE ライトSSプラン(既に廃止)を利用していたために、低速通信でも苦痛にはならないということだった。
平成26年3月1日~3月30日の使用量(エントリープラン) |
31日までの使用量のスクショを取り損ねてしまった^^;
128kbpsでもViber、Skype(音声のみ)、Tango(音声のみ)ならば問題はほぼ無いといえるので、この用途であるならばBIGLOBE 3G・LTE エントリープランは非常に適しているだろう。
平成26年4月1日~4月10日の使用量(エントリープラン) |
Wi-Fiスポットの利用について
BIGLOBE 3G・LTE エントリープランではWi-Fiスポットが使用できる。
特にAndroidではオートコネクトというアプリが使用できる。
LTEとWi-Fiを自動切り替えできるため便利ということであったので使用してみた。
しかし実際に使用してみると切り替えが上手くいかないことが多かった。
Wi-Fiをキャッチしているものの電波が弱く、通信を行うタイミングになってからアプリがWi-FiからLTEに切り替えようとすることが頻繁にあった。
そのために送受信に失敗することが多く、実用レベルではないと感じた。
Wi-FiスポットはMACアドレス(端末に固有の番号)を登録することで使用可能になる。
SIMを刺している端末で無くても使用できるため、Wi-Fi接続のみ可能なタブレットを持っている場合、そちらを登録すると便利である。
首都圏の駅ではWi2が使用可能である場合が多い。
故にオートコネクトを使用しないのであれば、Wi-Fiスポットは便利なのだから。
※Wi2は秋まで使用可能らしい。
SMSについて
今回SMS付きのSIMを選んだ。
それは、パートナーがしようしているNEC製のスマートフォン、NE-202がセルスタンバイ問題を抱えていると思われたからである。
結論から述べると、セルスタンバイ問題は解消し、電池の持ちが倍程度になったそうである。
私が使用しているのではないので、私の実感ではない事をお断りつつ述べる。
SMSなしでは、通勤時と昼休みにしか使用していないにもかかわらず1日の使用でバッテリーの残量が3割程度まで減ってしまっていたのに対し、SMS付きに変えてからはバッテリーが2日持つようになったそうだ。
ちなみにオートコネクトを使用した場合、Wi-FiとLTEの切り替えが多く通信が不安定であったためか、それほどSMSを付けたことによる恩恵は感じられなかったそうだ。
セルスタンバイ問題については、あくまでも参考情報ということでお願いしたい。
SMSなし(ライトSSプラン) |
SMS付き(エントリープラン) |
総括
BIGLOBE 3G・LTEは以下に当てはまる人には非常に有用である。
- パケット通信の多くがLINEによるメッセージング、あるいは通話アプリ
- 128kbps制限になってもあまり気にならない
あるいは旅行の時だけ高速通信を行いたいのであればIIJmioやOCNモバイルONEの方が向いているかもしれない。
一方パートナーとは異なり、ルーターを介して使用していて、さらに私のように通話アプリを使用するのであればプライベートIPが割り当てられるBIGLOBE 3G・LTEかOCNモバイルONEが良いだろう。
過去の記事
ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その1)
ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その2)
ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その3)
ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その4)
ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その5)
MVNO移行記(その6) BIGLOBE LTE・3G はじめまセット
MVNO移行記(その7)いろいろの経過
MVNO移行記(その8) BIGLOBE LTE・3Gとdocomo L-04D
MVNO移行記(その9)BIGLOBE LTE for イオン ライトSSプラン 使用感など
MVNO移行記(その10)モバイルルータ docomo L-04D 操作方法・使用感など
楽天ブロードバンド LTE エントリープラスプラン 設定、解約、使用感について
BIGLOBE LTE・3G 回線速度測定
BIGLOBE LTE・3G エントリープラン
BIGLOBE 3G・LTE―4ヶ月使用してみて。―4ヶ月使用してみて。パートナーの場合―
格安SIM使用から半年経過
AVOX AWR-100T
OCNモバイルONE 3G速度計測
BIGLOBE LTE・3G 回線速度測定【低速時】
BIGLOBE LTE・3G 回線速度測定【3G】
平成26年9月18日(木) 更新