月: 2013年12月

  • 【MVNO】楽天ブロードバンド LTE エントリープラスプラン 設定、解約、使用感について

    楽天ブロードバンド LTE エントリープラスプランに申し込んだ。

    申し込んだのは11月22日。届いたのは12月5日。
    約2週間掛かった。

    その間にBIGLOBE LTE・3Gに加入してしまったので楽天ブロードバンドはもう用済みになってしまった。
    しかし今月の月額使用料は発生するので、せっかくだから使い倒してみる。

    BIGLOBE LTE・3Gの記事はこちら
    MVNO移行記(その9)BIGLOBE LTE for イオン ライトSSプラン 使用感など

    ■契約

    平成25年11月22日に申し込んだ。
    エントリープラスプランは当時初期費用無料だった。
    イニシャルコスト0円だったため申し込んだが、その後すぐにイオンでBIGLOBEのSIMを貰ったためそちらがメインになった。
    先に書類が届き、SIMが届いたのは平成25年12月5日だった。

    ■設定

    端末の設定はBIGLOBE LTE・3Gで経験があったので比較的スムーズだった。

    使用端末はdocomo L-04D
    Xi対応端末詳細は以下の記事。
    MVNO移行記(その10)モバイルルータ docomo L-04D 操作方法・使用感など

    1. 本体をmicroSIMをセット。
    2. PC or スマートフォンからL-04DをWi-Fi接続する。L04D_XXXXXXXX(英数字)に接続。その際、本体内部に記載されているセキュリティーキーを入力。(先にメモしておくこと!)
    3. Webブラウザで http://192.168.2.1/ を参照する。
    4. ログイン画面が出てくるので、
      ユーザ名 Admin
      パスワード 0000 を入力する。
    5.  ネットワーク設定からプロファイルを選択、新規作成から新しいプロファイルを作る。
    6. プロファイル名を決める(任意)。APNユーザ名パスワード認証方式を入力。楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプランの場合
      APN lte-mobile.jp
      ユーザ名 記載されているもの(raXXXXXXXXXXX@ep-lte.gol.jp)
      パスワード 記載されているもの
      認証方式 CHAPまたはPAP

      なお、私が設定の際はパスワードの初期値に#が含まれていたため作成したプロファイルの保存が出来なかった。これはdocomoのルータが対応できない文字列だったためである。
      このため楽天ブロードバンドのメンバーズステーションからパスワードの変更をしなければならなかった。


      以下楽天ブローバンド メンバーズステーションから引用
       【NTTドコモ製の端末をご利用のお客様へ】

      NTTドコモが提供している一部端末において、パスワードとして設定可能な記号が限られるものがあります。 該当する端末をご利用の場合、パスワードは以下の記号の中からご指定ください。 詳しくは端末のマニュアルをご参照ください。

      -(ハイフン)
      @(アットマーク)
      .(ドット)
      _(アンダーバー)

    7. ネットワーク設定からプロファイルを選び、先ほど作成したプロファイルを選択し適用する。
    8. 端末が再起動したら設定完了。

    3G端末でも使用できる。
    私はL-04Dの予備としてdocomo HW-01Cも併用している。

    ■解約

    解約は当月15日までにコールセンター(0800-600-0666)へ電話する。
    それ以降は翌月扱いになる。
    解約後はSIMカードを指定された場所に郵送する。

    楽天ブロードバンドは一月で解約したが、解約を決めたのは以下の理由による。

    • 先に使用を開始したBIGLOBE LTE・3Gに不満がなかったから。
    • インターネット上の評判がよくなかったから。
    • 日中、23区内でほとんどまとも繋がらない日があったから。

    実は不満に思った回数はそれほど多くない。しかし一度だけだが高速通信時にも関わらず全く繋がらず、スピードテストも計測不能だった日があった。
    ちょうどその頃BIGLOBEと楽天のどちらを解約しようか悩んでいたところで、楽天は低速な日が続いた上にネット上でいわれていた混雑時の超低速(0.02kbps)に遭遇してしまったのが決め手となった。

    解約時の電話応対は非常に叮嚀で好感が持てる。

    解約手続き後も当月は使用できるため、現在(平成25年12月30日)も使用中。
    現在はサービスも以前よりよくなっている印象があるので、解約は見送ってもよかったなぁとも思っている。

    ■使ってみた感想(LTE)

    ①通信速度

    高速通信(500MB)の上限を超えると上下最大256kbps。
    解約前は使い物にならない日もあったが最近は比較的安定している。
    しかし昼間の都内で使用していないため参考程度。

    都内だと

    12月17日(火)15:13 小田急線新宿駅地上ホーム(新宿区・渋谷区)
    下り(高速通信時) 0.66Mbps
    上り(高速通信時) 8.37Mbps
    PING 47ms

    12月21日(土)11:13 渋谷駅東口バスターミナル(渋谷区)
    下り(低速通信時) 0.88Mbps
    上り(低速通信時) 0.59Mbps
    PING 33ms

    12月21日(土)11:13 南麻布周辺(港区)
    下り(低速通信時) 0.88Mbps
    上り(低速通信時) 0.56Mbps
    PING 65ms

    12月21日(土)17:56 恵比寿駅周辺(渋谷区)
    下り(低速通信時) 0.85Mbps
    上り(低速通信時) 0.19Mbps
    PING 358ms

    自宅(川崎市麻生区)では

    12月13日(金)6:39
    下り(高速通信時) 3.69Mbps
    上り(高速通信時) 4.44Mbps
    PING 59ms

    12月17日(火)15:13
    下り(高速通信時) 2.79Mbps
    上り(高速通信時) 2.10Mbps
    PING 49ms

    12月28日(火)19:55
    下り(低速通信時) 0.90Mbps
    上り(低速通信時) 0.53Mbps
    PING 32ms

    使用端末

    docomo L-04DにSIMをセット、Wi-Fi運用のiPhone4sにより計測。 
    RBB TODAY SPEED TESTというアプリを使用した。
    http://www.rbbtoday.com/  

    ②体感速度

    ネットサーフィン 少し遅いと感じる程度
    ファイルの送受信 遅い
    ゲームの通信 遅い
    動画サイト 使用していない
    ネットラジオ 使用していない

    ③通話アプリ

    Viber、Skype、LINE、comm、SMARTalkを使用。
    commは若干厳しい。他は快適とはいえないものの使用可能だった。



    楽天ブロードバンドLTE エントリープラスプランと
    BIGLOBE LTE・3G forイオン ライトSSプランと比較。

    自宅で回線速度を検証した。どちらも楽天は高速通信を終えている。そのため上下最大256kbpsである。
    使用機器は先の測定と同じくdocomo L-04Dと auのiPhone4s。
    撮影はASUS MeMO Pad。

    楽天ブロードバンド LTE エントリープラスプラン

    BIGLOBE LTE・3 forイオン ライトSSプラン

    楽天が遅いわけではないがBIGLOBEの方が速い。
    現在BIGLOBEの最安プランはライトSSプランからエントリープランに変更されている。
    1GiBの高速通信ができる。


    過去の記事
    ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その1)
    ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その2)
    ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その3)
    ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その4) 
    ネットで端末を買い、MVNOに移行する(その5)  
    MVNO移行記(その6) BIGLOBE LTE・3G はじめまセット 
    MVNO移行記(その7)いろいろの経過
    MVNO移行記(その8) BIGLOBE LTE・3Gとdocomo L-04D
    MVNO移行記(その9)BIGLOBE LTE for イオン ライトSSプラン 使用感など  
    MVNO移行記(その10)モバイルルータ docomo L-04D 操作方法・使用感など
    楽天ブロードバンド LTE エントリープラスプラン 設定、解約、使用感について 
    BIGLOBE LTE・3G 回線速度測定
    BIGLOBE LTE・3G エントリープラン
    BIGLOBE 3G・LTE―4ヶ月使用してみて。―4ヶ月使用してみて。パートナーの場合―
    格安SIM使用から半年経過
    AVOX AWR-100T
    OCNモバイルONE 3G速度計測
    BIGLOBE LTE・3G 回線速度測定【低速時】
    BIGLOBE LTE・3G 回線速度測定【3G】

  • ガラケーに帰ってきたぜ! E07K

    au E07K by 京セラ

    スマートフォンからガラケーに機種変更。
    私が購入したのは京セラが平成21年に発売したE07Kだ。
    楽天市場ガラケー生活で購入。

    WからではなくEから始まるwin端末。
    思ったより小さい。だがスマートフォンに慣れてしまうと厚みを感じる。

    ガラケーを買うに当たり考慮したのは

    • 未使用品
    • 5000円以下
    • 余計な機能がないこと

    の三点だ。

    通話とCメールしかしないのでシンプルな方がいい。

    for Business がカッコいい。

     

    表面。
    裏面。QUALCOMM 3G CDMAと記載されている。
    光るキーがとても美しい。

    かれこれ一週間使用している。

    検索して情報を表示させるスマホとは異なり、必要な情報にアクセスするのは容易ではない。
    Cメールの編集画面まで到達するのに何クリックか必要なのも面倒だ。
    またパケット通信を利用しないので、使わない機能のためのボタンが多い。この点は非常に残念だ。

    だが、ダイヤルのし易さはスマホより上だし、バッテリーの持ちは文句なし。
    (UI以外の・外装等の)デザインはシンプルで美しい。
    市場に出回っているものの本体価格も安い。

    いい買い物をしたと思っている。


    平成25年11月25日 使用開始
    平成25年12月8日 電池残量のメモリが2/3になる。
    平成25年12月12日  電池残量のメモリが1/3になる。
    平成25年12月14日  電池残量がなくなる。

    通話回数自体週に何度かしかないとはいえ、約3週間も持つとは。


    私の環境
    ガラケー au E07K (au プランSS)  104g
    スマートフォン au iPhone4s (auとの契約はなし) 140g
    ルータ docomo L-04D (BIGLOBE LTE・3G for イオン プランSS) 89g
    モバイルバッテリー ANKER Astro M3 290g

    平成25年12月20日(金)更新

  • ガラケーに帰ってきたぜ!メリットとデメリット。

    ガラケー+データ専用スマートフォンでの生活

    貧乏人には携帯代を払い続けることは大変厳しい。

    そこで通信費を月額2000円以下に抑えるため、auのiPhone4sからガラケー(フィーチャーフォン・従来型携帯電話)に戻した。
    iPhoneもMVNOでのデータ端末として利用するため2台持ちとなる。

    ガラケー+データ専用スマートフォン(MVNO)のメリット・デメリットをまとめてみた。

    メリット

    • 維持費を大幅に下げられる

    スマートフォンの通信費は大手3大キャリア(docomo、SoftBank、au)とも6000円~8000円ほど掛かってしまう。

    •  いざというときのリスク回避に

    スマートフォンはバッテリーの消耗が早い。そのため気をつけて使用しないとバッテリー切れになってしまう。 ガラケーは待受状態なら1週間くらい充電しなくても使える。仕事でよく電話をする人ならなおのことなら安心度は高まるだろう。
    また、緊急電話をするときもボタンで押せるガラケーは使いやすいと思う。トラブルに巻き込まれたときに携帯の画面を見ていたら危険だが、ガラケーならクリック感があるのでボタンを見なくてもダイヤルできる。

    • パケ漏れ防止

    スマートフォンはデータ通信に制限を掛けることができる。パケット通信は行わずネットへの接続は全てWi-Fiで行えば、確かに基本使用料だけしか掛からない。
    しかしながら、データ通信を制限しているにもかかわらず端末が勝手にパケット通信(特に3G回線)を行ってしまうことがあるという。所謂パケット漏れだ。
    パケット定額を契約していない状態でパケット通信を行ってしまうと、いとも簡単に仰天の請求額になってしまうが、通話にガラケー・ネットにスマホと別々に契約をしておけばその心配も無用だ。

    • 通話しながらスマートフォンを使える

    たいした話ではないが、片手で通話をしながらもう片方の手でスマートフォンを使って調べ物やメモを取ることだって出来る。

    デメリット

    • 荷物がかさばる、そして重い。

    ガラケーの厚みのあるボディと表面積の大きなスマートフォン。
    鞄の中が賑やかになるのは当たり前だ。
    それにガラケーを持つのだから重くなる。
    例えば最新のiPhone5sは112g、Nexus5は130。AQUOS PHONE ZETA SH-06Eは157gで、 Xperia Z1は170gもある。

    私の環境の場合
    ガラケー au E07K  104g
    スマートフォン au iPhone4s 140g
    ルータ docomo L-04D 89g
    モバイルバッテリー ANKER Astro M3 290g

    ガラケー、スマホ、ルータで333g、この重量はNexus7(2013)のLTE版の299gよりも34gも重い
    缶ジュースが350ml缶で350gくらいなので、ジュース一本を常に持っている感じですね。

    私の環境ではモバイルバッテリーを含めると623gもある(このバッテリーはちょっと重すぎだけどね)。

    • なくしやすい?

    どちらかを忘れて帰るとか。
    しかしどちらかを紛失してももう片方の機器から通話ができるので、考えようによっては2台持ちはリスクヘッジにもなる。楽天の子会社FusionのIP-Phone SMARTを使えば無料で050の電話番号が貰える。

    • 充電器

    ガラケー用とスマートフォン用が必要になる。出張や旅行の時はさらに不便。

     さらにMVNO特有のデメリット

    • 通信速度が遅い

    それが嫌ならイーモバ行けよと思う。だが動画は見ないにしろ、画像の送受信はやっぱり少し重いと感じるときがある。

    • 通信速度の制限

    どのMVNOのプランも一日や三日間で一定のデータ量を使うと通信速度が規制される。ネットラジオをつけっぱなしにする人は厳しいかも。

    • テザリング不可

    全端末がテザリング不可能なわけではない。しかし多くの人が使用するであろうdocomoが販売したスマートフォンの白ロムはMVNOを使用すると原則テザリングができなくなってしまう。

    •  セルフスタンバイ問題 (存在するのかどうかも議論の対象になっているが…)

    セルフスタンバイ問題とは、アンテナピクトが表示されなかったりバッテリーの消費が激しくなってしまう問題のようだ。(私はルータ、ほぼスマホ共運良く遭遇していないのでわからない。)

    ガラケーはヤフオクで落とすと安いことが多いですが、楽天とかでも探せばいいものはたくさんあります。