ガラケー+データ専用スマートフォンでの生活
貧乏人には携帯代を払い続けることは大変厳しい。
そこで通信費を月額2000円以下に抑えるため、auのiPhone4sからガラケー(フィーチャーフォン・従来型携帯電話)に戻した。
iPhoneもMVNOでのデータ端末として利用するため2台持ちとなる。
ガラケー+データ専用スマートフォン(MVNO)のメリット・デメリットをまとめてみた。
メリット
- 維持費を大幅に下げられる
スマートフォンの通信費は大手3大キャリア(docomo、SoftBank、au)とも6000円~8000円ほど掛かってしまう。
- いざというときのリスク回避に
スマートフォンはバッテリーの消耗が早い。そのため気をつけて使用しないとバッテリー切れになってしまう。 ガラケーは待受状態なら1週間くらい充電しなくても使える。仕事でよく電話をする人ならなおのことなら安心度は高まるだろう。
また、緊急電話をするときもボタンで押せるガラケーは使いやすいと思う。トラブルに巻き込まれたときに携帯の画面を見ていたら危険だが、ガラケーならクリック感があるのでボタンを見なくてもダイヤルできる。
- パケ漏れ防止
スマートフォンはデータ通信に制限を掛けることができる。パケット通信は行わずネットへの接続は全てWi-Fiで行えば、確かに基本使用料だけしか掛からない。
しかしながら、データ通信を制限しているにもかかわらず端末が勝手にパケット通信(特に3G回線)を行ってしまうことがあるという。所謂パケット漏れだ。
パケット定額を契約していない状態でパケット通信を行ってしまうと、いとも簡単に仰天の請求額になってしまうが、通話にガラケー・ネットにスマホと別々に契約をしておけばその心配も無用だ。
- 通話しながらスマートフォンを使える
たいした話ではないが、片手で通話をしながらもう片方の手でスマートフォンを使って調べ物やメモを取ることだって出来る。
デメリット
- 荷物がかさばる、そして重い。
ガラケーの厚みのあるボディと表面積の大きなスマートフォン。
鞄の中が賑やかになるのは当たり前だ。
それにガラケーを持つのだから重くなる。
例えば最新のiPhone5sは112g、Nexus5は130。AQUOS PHONE ZETA SH-06Eは157gで、 Xperia Z1は170gもある。
私の環境の場合
ガラケー au E07K 104g
スマートフォン au iPhone4s 140g
ルータ docomo L-04D 89g
モバイルバッテリー ANKER Astro M3 290g
ガラケー、スマホ、ルータで333g、この重量はNexus7(2013)のLTE版の299gよりも34gも重い。
缶ジュースが350ml缶で350gくらいなので、ジュース一本を常に持っている感じですね。
私の環境ではモバイルバッテリーを含めると623gもある(このバッテリーはちょっと重すぎだけどね)。
- なくしやすい?
どちらかを忘れて帰るとか。
しかしどちらかを紛失してももう片方の機器から通話ができるので、考えようによっては2台持ちはリスクヘッジにもなる。楽天の子会社FusionのIP-Phone SMARTを使えば無料で050の電話番号が貰える。
- 充電器
ガラケー用とスマートフォン用が必要になる。出張や旅行の時はさらに不便。
さらにMVNO特有のデメリット
- 通信速度が遅い
それが嫌ならイーモバ行けよと思う。だが動画は見ないにしろ、画像の送受信はやっぱり少し重いと感じるときがある。
- 通信速度の制限
どのMVNOのプランも一日や三日間で一定のデータ量を使うと通信速度が規制される。ネットラジオをつけっぱなしにする人は厳しいかも。
- テザリング不可
全端末がテザリング不可能なわけではない。しかし多くの人が使用するであろうdocomoが販売したスマートフォンの白ロムはMVNOを使用すると原則テザリングができなくなってしまう。
- セルフスタンバイ問題 (存在するのかどうかも議論の対象になっているが…)
セルフスタンバイ問題とは、アンテナピクトが表示されなかったりバッテリーの消費が激しくなってしまう問題のようだ。(私はルータ、ほぼスマホ共運良く遭遇していないのでわからない。)
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ガラケーはヤフオクで落とすと安いことが多いですが、楽天とかでも探せばいいものはたくさんあります。