ZenFone2が国内でも発売された。ちょうど母親のスマートフォンを買い換えたかったのでZenFone2を購入することにした。
購入動機
昨年末に母親にスマートフォンを贈った。理由は、不本意ながら家族の連絡手段はLINEでのメッセージが主体であるからだ。本当はcommが使いたかったがcommは終了してしまった。そのとき購入したのはファーウェイHuawei Ascend G6。選定理由は以下の通り。
Huawei Ascend G6 選定理由
・ノジマで特価9800円
・軽くて持ち運びしやすいサイズ
・自身ですでに使用していたが、首都圏であれば電波エリアに不都合は感じていない
・ちょっとした旅行でカメラ代わりにも使える機種
・端末デザインも安っぽくない
ということでアメリカのニュースで話題になったくらいしか記憶のない大陸メーカーの機種を母親に贈った。企業として信用できるのかといわれると答えようがないというのが本当のところだ。
私はBIGLOBE 3G・LTEのSIMをファーウェイHuawei製のHW-01Cというルーターをしていたが、3Gルーターとしては使いやすい機種であった。そのため自分のスマホも安価でそこそこの性能であったAscend G6を購入し、Android 4.3であること以外は特に気になることもなかったため特価で売られていたAscend G6を母親に購入したのである。
しかし、残念ながら購入したファーウェイHuawei Ascend G6は動作が非常に不安定であった。理由はよく分からないが、時折OSがハングアップして操作を受け付けなくなる。Windowsでいうところのブルースクリーンのように、白地の英語でなにやら書かれている画面が表示され、それ以降電源オフすらできなくなる。
ボタンを押しての強制シャットダウンもできず、バッテリーが上がるのを待たねば再起動もできない。バッテリーの電圧が下がると起きるようである。これでは家族に持たせるのは緊急時を考えると危険であるため他機種への乗り換えを検討することとなった。
候補の選定
1万円の機種がダメというわけではないのだろうが、機種選びを失敗してしまったのは確かである。私は今でもAscend G6を使用しており概ね満足しているが、1/2の確率で不良機種を引いてしまったのは残念だ。
新たな機種を購入するに当たりこのような基準で購入の検討をした。
選定基準
・3万円以内
・Android 5.0以上
・画面サイズ5inch以上
・カメラ性能が標準以上
これに当てはまるのがASUS ZenFone2くらいしか思い浮かばなかった。
その他に検討した機種は下記の通り。実機に触れたわけではない。
VAIO Phon
・Android 5.0以上
・カメラ性能が標準以上
・画面サイズ5inch以上
は満たしているが、価格が高すぎである。この性能にこの価格は出せない。
Xperia™ J1 Compact
自分で使うなら再考の端末なのかもしれない。しかし価格やその他もろもろの基準にそぐわない。
京セラ S301
・3万円以内
・画面サイズ5inch以上
は適合するし、デザインも悪くないのだが
・カメラ性能
・Android 4.4
は頂けない。2万弱で買うことができるなら選択肢に入ると思うのだが。
goo g02・g03
・3万円以内
・Android 5.0以上
・画面サイズ5inch以上
・カメラ性能が標準以上
おおっ全部が該当している!しかしネットでのカメラ性能の評判がよくなかったのと台湾製品が好きなため、今回はASUS ZenFone2を選ぶこととなった。
ASUS
ZenFone5
実はZenFone5の時点で買おうかかなり悩んでいたのだが、いまらなAndroid4.4では仕方無いなと感じていたため購入を見送っていた。
ASUS製品への印象
ところで、私はASUS製品を二つ使用している。ASUSの良いところは本体デザインが比較的よいところだと思う。
ASUS MeMO Pad HD7
初めて購入したAndroid OS搭載製品。平成25年末に購入。日本語入力に難ありなのが非常に残念。デフォルトのものでもGoogle日本語入力でもカーソルが勝手に別の場所に飛んでしまうなどの不具合がある。文章作成に使いたいという希望は叶わなかったが、メシア消費用としては十分だ。
ASUS VivoTab Note 8
Windows8.1を搭載したタブレット。ネット情報ではスタイラスを使うと不具合が出るらしいが、私はキーボード派なので無問題。バッテリーの持ちも良く、Bluetoothテザリングも良い。ごく希に出先で作業する録音編集はかなりしんどいが、文章作成には持ち運びやすさの点では最高の相棒である。
話は逸れるが、私はデスクトップPCもラップトップPCもAMD派だった。ところがMeMO Pad HD7でインテルが我が家に入ってきた。MeMO Pad HD7はキビキビした印象はなく、価格なりの動作であると感じた。しかしVivoTabでは進化したAtomに感動させられた。ロースペックPCの動作はNetbook時代の化石のような動きを想像していたた。時代の進歩は本当にはやい。そして、今回はZenFone2を購入。当然、「インテル入ってる」。しかし不満はない…
AMD頑張れ!
左からZenFone2・VivotTab Note8・MeMO Pad HD7 |
ZenFone2購入
ZenFone2をどこで購入しようか悩んだが、それ以前にどの機種を購入しようか悩んだ。
国内版のZenFone2にはZenFone2 ZE551MLという機種しかない。しかしグローバル版にはZE500ML・ZE500CLという機種もある。私はZE500MLを購入した。
ASUS ZenFone2 ZE500ML は今回の購入に際し考えていた選定基準を満たしている。
・3万円以内
→eXpansysで26000円程。他に関税とかが掛かるけどね。
・Android 5.0以上
→Android 5.0 Lollipop
・画面サイズ5inch以上
→5.5inch IPS+ (ハイビジョン)
・カメラ性能が標準以上
→背面13MP、表面MP
その他のスペックについて
・対応バンド
Huawei Ascend G6(国内版)の対応バンドで困っていないので価格を考えるとしかたがないと考えた。旅行の際は不都合があるかもしれないが…
・CPU、メモリ
必要十分。私はメモリ512MBの機種も使用している。
・記憶容量
16GiBだがLINEとカメラしか使わない母親には必要十分。MicroSDで対応可能。
購入
eXpansysで購入。支払いはクレジットカード払い。今回はPayPal経由にした。購入して4日後くらいに届いた。関税が掛かるのかヤマトのお兄さんに代引きで1100円徴収された。
ヤマト運輸で届きます。代引き1100円でした。 |
国内用充電器付き |
パッケージ |
この充電器は大丈夫なのだろうか。 |
チラッと見えてきた |
5.5inchは思いのほか大きい |
intelの主張が強い |
開封
購入後のセットアップ
画面フィルム
ヨドバシカメラで購入。理由はヨドバシで画面シールを貼って貰うサービスを利用したかったからである。最近ビックに浮気することも多いが私はどちらかというとヨドバシ派である。
シール貼りサービスは地下2階にあり、少々わかりにくい所にあるが、価格はスマートフォン1台308円と安く、しかもヨドバシカメラのアフターサービスポイント(新規加算終了)で支払いができるため実質無料である。お布施として感謝の気持ちを込め、画面シールはヨドバシカメラで購入している。
先日行ったときは19:05位に申し込んで受け取りが19:40を予定。もう少し早く取りに行ってもよいのだろうが別の用事を済ませていたのでどれくらい掛かっているのかは分からない。初めて行ったときは混雑していたのか1時間後と言われた。
綺麗に貼られている |
カメラ用シールも貼ってくれた模様 |
300円程度でリスクヘッジ出来るのでオススメである。
充電
初期充電はちょっと満充電の表示が出ても余分にやっておくと後々に良い影響があるらしいので5時間くらい充電した。
起動そしてセットアップ
SIMは入れていなかった。Wi-Fiで接続。
更新
「システム更新」からシステムアップデートを行う。
ビルド番号
LRX21V.WW-ASUS_Z008-2.15.40.13_20150507_4648_user044030427_20151060109
にアップデートした。
技適マーク
「端末情報」「認証」から見ることができる。このビルドでは技適マークと認証番号が記載されている。
国内版、グローバル版どちらがいいのか。
私はカメラ以外の性能については標準以下のレベルでも困らないと考えたため、安価だが国内キャリアの対応バンドが少ない国内未発売のZE500MLを購入した。首都圏のごく限られた都市部でしか生活しないという人以外は価格は多少高いがその分性能もいい国内版を購入するのが賢明だと思う。