BB.exciteモバイルLTE回線速度測定【低速時】

2回目
平成26年12月9日(火) 12時23分
Ping 90ms
下り 0.18Mbps
上り 0.06Mbps

3回目（高速通信時）
平成26年12月9日(火) 12時26分
Ping 220ms
下り 1.33Mbps
上り 1.56Mbps

　1度目、2度目の計測ではダウンロードがほぼ公称値である。アップロードが遅いが昼の混雑時なので仕方ないように思う。むしろちゃんと使えていることに安心感を覚える。

　3回目は高速通信に切り替えてみた。高速通信の容量を30MBも使ってしまった。こちらは混雑時だからか、上下とも1.3～1.5Mbpsしか出ていない。ネットサーフィンならほとんどストレスを感じないだろうが、YouTubeの視聴やファイルのやりとりをすると遅さを感じるかもしれない。

インターネット利用

　実は回線速度の計測はあまり意味がないものである。それよりも実際の使い心地を知る方が有用だ。

1.Google Playからアプリをインストール
　今回の計測で使用したアプリをダウンロード・インストールしたところを撮影してみた。14MBのアプリを落とすのに10分程度掛かっている。

2.Yahoo!
　Yahoo!Japanのトップページを開いた。この速度に不満があるかは人による…といいたいが、高速通信に慣れてしまうとちょっと遅すぎる気もする。

3.Wi-Fiテザリング その1
　Huawei Ascend G6からWi-Fiテザリングを行った。ASUS MeMo Pad HD7から楽天のラクマというフリーマーケットアプリを開いた。フリマアプリは画面のほとんどが画像なので、かなりもたつく感じがある。

4.Wi-Fiテザリング その2
　同じくAscend G6からMeMO Pad HD7へWi-Fiテザリング。
　今回はDropbox上に保存してある画像を開いてみた。2.1MBの画像をダウンロードして表示するまでに22秒掛かった。

　低速通信は動画の視聴などのリッチコンテンツには向いていない。またスマートフォンをしばらく使用しないときにアプリのダウンロードを行うということもできるが、3日間366MBの制限があるので、ダウンロード量によってはリスクがある。やはり低速通信は軽いネットサーフィンや、メールのチェックに使うのがよいだろう。
総括
　BB.exciteモバイルLTEでは高速通信と低速通信を切り替えて使用することができる。
　ここ数ヶ月の、MVNO各社は高速通信の容量を増やしたため、2GBで1000円を切るプランはエキサイトも含め豊富にある。自宅でスマートフォンを使用する際にWi-Fiに切り替えてを使っていれば、外出時にYouTube等を見なければわざわざ低速に切り替える必要もないかもしれない。

　あるいは普段は低速で使用し、動画の視聴時、あるいはデータのアップロード・ダウンロード時だけ高速にするという使い方もあり得るだろう。そのような場合はエキサイトやBIC SIM、プロパーのIIJ、hi-ho LTE typeD等が有用な選択肢であろう。

　その中でBB.exciteモバイルLTEを使うのであれば、
1.高速容量よりもSIMの枚数を優先したい場合
2.とにかく安くIIJ系のSIMを使いたい場合
に該当するのであればおすすめできるSIMだといえる。

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